『於染久松色読販』などお染久松物に登場。丁稚の久松が実は和泉国石津家の家臣の子で、その父が牛王吉光の刀を奪われたことでお家断絶、久松は丁稚に身をやつして刀の行方を捜す。吉光は和泉国の名工による名刀。『新版歌祭文』では「吉光の守刀」となっている。(前川文子)
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『於染久松色読販』丁稚久松(中村福助) 平成21年5月新橋演舞場
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『於染久松色読販』丁稚久松(中村福助) 平成21年5月新橋演舞場
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