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あすかがわのちゃいれ 飛鳥川の茶入

茶道の道具で茶を入れる器。祇園の遊女お俊と呉服屋の井筒屋伝兵衛の心中を描く『近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)~四条河原(しじょうがわら)』に登場するのが、重宝「飛鳥川の茶入」。お俊に横恋慕する官左衛門が茶入を盗み、伝兵衛が返すように諭す。しかし官左衛門が、茶入を伝兵衛に打ち付けて壊したので、ついに伝兵衛は官左衛門を殺害。しかしそれが偽物だったことがわかり、伝兵衛は愛するお俊に別れを告げて死のうと決意…、という展開に発展する。(前川文子)
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