めのとご 乳人子

乳母の子供。『伽羅先代萩』の政岡一子千松や『恋女房染分手綱』の重の井一子三吉など。千松は若君の身代わりで一命を落とし、三吉は自然薯の三吉といわれ馬方に身を落とすなど、芝居の上では重要な役で、舞台を生かすも殺すもこの子次第なのに、母にくらべて恵まれない。(小宮暁子)