まもりぶくろ 守り袋

神仏の護符などが入った守り袋は、古くは貴族が身の守りとしたものだそうだが、江戸時代には庶民も持つようになった。生みの親の着衣や帯地の端切れなどで手作りした。血液検査など皆無の時代、守り袋に大事に入れてあった臍の緒書きで、生き別れになった親子や兄弟がめぐりあった時の証拠になって解決をみる芝居がよくある。大事な品を入れてあるので、たいてい首から下げられ肌身離さずつけているのが目印。(小宮暁子)