ぜげん 女衒

遊女の売買を専門の生業としていた者。『仮名手本忠臣蔵』の「六段目」に出てくる女衒の源六はなかなか威勢が良い。お軽を百両で祇園でも格の高い一文字屋に橋渡しするのだから良質の女衒だろう。悪質な女衒にかかると、売った金を途中でくすねられたりするのが悲劇となったりする。(小宮暁子)

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『仮名手本忠臣蔵』六段目  判人源六(片岡亀蔵) 平成25年12月歌舞伎座